ガレージ戸建ですが、多くの問い合わせや内見希望を頂いています。
もともとはバイクガレージを意識してリフォームしましたが、バイクガレージとしての利用意外にも事務所や店舗、荷物置き場等の利用で考えているとのお問い合わせも頂いています。多様な入居さまのニーズに応えられるような物件提供が目的でしたから、利用形態にはこだわっていません。入居者さまのニーズに合致して気持ちよく長期でお使いいただけることが一番です。
今回は、キッチンやトイレ、風呂等の設備を入れ替え、多少のリフォーム費用はかかっても快適な居住環境の提供を意識しています。その方が入居が決まりやすく、また長期契約が見込めると考えてのことです。
こうした考えに至った背景には、初めての不動産賃貸ビジネスへのチャレンジとなったアパートでの経験があってのことです。最初のアパート購入時に、物件引渡し直後に空室が2部屋出るという危機がありました。
郊外の物件を比較的割安で購入していますので、都心の駅近物件とは違います。空室を早期に埋めることは容易ではありません。募集活動の苦戦が予想される中で、管理会社さんからは賃料の値下げを提案されました。また、多くの不動産ビジネスに関する本には、設備やリフォームは入居者が生活できる最低限のレベルで良くコストを掛けるべきではないということが書かれていました。
しかし、私たち夫婦は賃貸募集サイトの周辺物件を良く分析した結果、周辺物件は設備が十分でなく現代の生活にマッチしていないのではないかということに気づきました。トイレや風呂、モニターフォン等の設備を良くすれば家賃設定を下げることなく入居を希望してくれる方が現れるはずと考えました。
結果、家賃設定はそのままに入居が決まり、その後は満室経営を続けています。
賃貸経営にあたっては、いろいろな考え方があると思いますが、私たちは、多少のコストはかかっても快適な居住環境を入居者さまに提供するスタイルで取り組んでいこうと思っています。