米国雇用統計 

今日の気になるニュースです。ライフシフト活動につながる気づきがありますように。

米国労働省から7月の雇用統計の発表がありました。

原油や銅価格などの資源価格は下落傾向にありますが、雇用がまだ逼迫しているとして賃金高騰が物価上昇につながるとしてFRBが雇用の動向を注視していますので、非常に注目されるニュースです。

7月の非農業部門の就業者数は前月から約52万人増加しました前月が約39万人増加でしたから増加が拡大。市場の予想は前月比約25万人増加でしたから、市場の予想以上に雇用が増加しており、労働市場が逼迫している結果となりました。

失業率は3.5%と前月の3.6%から低下こちらも市場予想は3.6%で横ばいが続く予想でしたから、市場予想よりも強い労働市場を示す結果となっています。

こうした強い労働市場の統計数字を受けて、FRBの利上げは引き続き続くと想定されます。市場はFRBの思惑よりも先走る形で利上げペースの鈍化を織り込んでいましたが、修正を迫られています。米国2年国債利回りは、2.8%台まで下がっていましたが、3.2%台まで上昇。米国10年国債利回りも2.5%台まで下がっていたものが2.8%台まで上がっています。

川上の資源価格は下落し始めているものの、川下のサービス価格や消費者物価はまだ高く、雇用も強いのでFRBの利上げスタンスは続きそうですね。そうなると金融を引き締めることで景気後退になるリスクは高まります。FRBがインフレ抑制と景気後退の回避を両立してソフトランディング(軟着陸)ができるか。非常に難しい局面になっていますね。

10年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールドは続いていますので、引き続き長期ではリスク回避的な債券で運用する市場参加者が多く、景気後退リスクのシグナルを示しています。

市場は、雇用統計の結果を受けて、それぞれまちまちの反応を示しています。見通しにくい状況を表していますね

NYダウは、一旦は、強い雇用を景気も強いものとして素直に好感し、前日比0.2%上昇。一方で金利上昇の影響を受けやすい成長企業が多い、ナスダック総合は前日比0.5%下落。債券市場は、前述のとおり、利回り上昇。為替は135円台と円安が進んでいます。

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