金融マーケット情報の雑感です。
6月の米国消費者物価指数が発表されました。前年同月比の伸び率が9.1%と前月の伸び率8.6%を上回りました。
なかなか物価上昇に歯止めがかかりませんね。
これを受けて、FRBの大幅利上げ継続、場合によっては更なる利上げ幅のアップも意識されました。
為替市場は素直に反応。ドル高が進行しています。
ユーロは1ユーロ1ドルの「パリティ(等価)」を20年振りに割り込みました。(わかりにくいのですが、円は1ドルの価値を表すのに対し、ユーロは1ユーロの価値で表示されます)
円は1ドル138円を超えましたね。
FRBの利上げによる引き締めはインフレ抑制とともに景気も冷やしますから、今後の米景気見通しは厳しいですね。しばらく株式投資も厳しい状況が続きそうです。
リーマンショックの時のように金融機関がダメージを受けているわけではないところが救いです。下がったところを拾っていきたいですね。