世界的には、景気後退が意識され不動産からマネー流出が起きているとのことでした。
一方で日本の不動産市場には、マネーが流入しているようです。
政府保有の大型ビルの取引に10社強が入札参加し、特に海外投資家の動きが目立つとのこと。米国の金融機関やファンド、また、シンガポールの政府系ファンドなどアジア勢のマネーも流入しているみたいです。
不動産投資商品の収益性は金利と逆相関性が高くなっています。借り入れを活用しながら投資する形態であるため低金利の方が収益性が高まるのです。世界的に金利が上がっている中で日本はほぼゼロ金利を継続していますから海外投資家から見た日本の不動産は投資妙味が高くなっているのでしょう。
円安も海外不動産にとっては、割安で日本資産を購入できるチャンスなのでしょうね。
資材の高騰もあって建築費用、設備価格が高まっていることもあり、しばらくは日本の不動産市況は堅調そうですね。
不動産投資物件の購入にあたってもこうした世界のマネーの動きも念頭に置いておこうと思います。