中国経済

気になる金融マーケット情報です。

中国経済も良くないですね。
15日発表の4~6月GDPは前年同期比0.4%増となりました。
1~3月が4.8%増、政府目標が5.5%増ですから失速感があります。

ゼロコロナ政策で行っているロックダウンの影響で企業活動が停滞しているようです。
経済が停滞し始めても、ゼロコロナ政策は継続しそうですよね。
政治体制を考慮して経済動向も見ていかないといけません。

中国の消費量が多く、中国経済との相関が強いと言われている銅価格も下落しています。
3月の高値から約35%の下落です。

銅価格は、実態経済に先行した値動きを見せるとして、景気動向の先行きを見通す「ドクター・カッパー」とも言われています。

米国のインフレを契機としたFRBの金融引き締めの影響に加えて、中国経済の不況も加わるとますます厳しい環境になるかもしれません。

関連記事
インフレは沈静化?