空き家再生でライフシフトのベース収入を作る

ライフシフトにつながる情報共有です。

空き家再生に取り組むサラリーマンが増えている

NHKの「クローズアップ現代」で空き家再生に取り組むサラリーマンが増えていると紹介されました。NHKでは、空き家投資と言っていましたが、私は投資ではなく再生ビジネスだと思っていますのであえて空き家再生と言いますね。

将来の収入不安から副業に取り組むサラリーマンが多くなっています。忙しいサラリーマンの副業として、再現性が高く比較的取り組みやすいのが不動産賃貸ビジネスです。私も、ライフシフトを志してから、まずは不動産賃貸ビジネスに取り組み始めました。

不動産の購入ハードルは上がっている

ところが、都市圏の物件価格は高止まりしています。コロナショック後の金融緩和でキャッシュが溢れていますから、なかなか価格は下がりません。また、今年に入ってからの円安で日本の不動産市場には海外の不動産マネーも入ってきています。

また、スルガ銀行の不正融資問題が発覚してから、当局の指導もあり各銀行のサラリーマンの不動産ビジネスに対する融資姿勢は厳格化しています。中には、物件価格に対して100%融資となるフルローンやフルローンに近い融資を出してくれる銀行はありますが、多くの銀行では自己資金を2割以上求められます。

手ごろな価格の優良物件は、資金が豊富な買い手がすぐにキャッシュで買って行ってしまいます。自己資金が少なく、融資が通るかわからないサラリーマンにとって、物件購入のハードルが上がっているのです。

初期段階では数百万円から購入できる空き家がおすすめ

そんな状況でも、比較的購入しやすいのが、数百万で購入できる築古の空き家になるわけです。

築古の空き家になりますからリフォームは必須です。中にはDIYで自分でリフォームしてしまうツワモノもいますが、お勧めできません。時間と労力がかかりますし、耐震性や安全面で素人が行うのは危険です。そうしたリフォームの相談や、そもそもリフォームして再生できる物件かどうかの目利きは、物件検討時にプロに一緒に見てもらう必要があります。

NHKの番組でも、リフォーム業者さんと一緒に空き家物件を検討する空き家ツアーが紹介されていました。私もこのツアーに参加しています。先日の入居者さんが決まったガレージ物件もこのツアーで見つけて購入し再生したものです。このように信頼できるプロのリフォーム業者さんや不動産屋さんに見てもらってから購入することである程度リスクを抑えることができます。

アパート賃貸と比べて戸建賃貸は、一軒から入る収入は少ないですが、購入しやすさとリスクを抑えながら取り組める点で不動産賃貸ビジネスの初期段階にピッタリの取り組み手法です。手間はかかりますが、こつこつと増やしていきたいです。

空き家再生による賃貸収入をライフシフトのベース収入に

少しづつですが、賃貸収入が入ってくることでサラリーマンの本業とは別の副収入になっています。この賃貸による副収入がサラリーマンからライフシフトする際には、ベースとなる収入になると思います。好きなことで思い切ってチャレンジするためにもベース収入を増やしていきたいですね。