慎重さ

トム・ラス著『さあ、才能に目覚めよう 新版』(日本経済新聞)の読者特典でストレングス・ファインダー2.0のWeb診断を受けたことは先日お伝えしました。

私の上位5つの資質は、「個別化」「慎重さ」「親密性」「内省」「未来志向」と出たのですが、その中で最も上位の資質は「慎重さ」でした。

確かに、私のこれまでの人生は将来のリスクを軽減するために自己啓発をし、キャリアアップを目指す人生でした。今、ライフシフトを目指しているのも、将来の年金不安や日本経済、サラリーマンとして生きることのリスク回避です。最も回避しようとしているリスクは、過度なストレスと長時間労働により健康を害するリスクです。

こうしたリスクを回避するために、複数の収入源を得て、自分の好きなことで稼げるようになろうとしています。

不動産ビジネスでは、必ず契約書を隅々まで読み、矛盾や疑問があれば業者さんに納得いくまで質問します。昨日は、プロパンガス業者さんからの設備貸与契約も良く読みました。こうしたことが職業柄でもあるのですが自然と身についていてそれほど苦になりません。

だいたい概要をわかっていれば、そこまで読む必要はないという意見もあるかもしれません。でも、どこかにリスクが潜んでいる可能性があるので見ておいた方が良いですね。リスクが致命的な場合もあるかもしれませんし、そのリスクを理由に価格交渉等が可能になる場合もあります。

一方で、こうした慎重な姿勢は、思い切った行動を抑制してしまう一面もありますが、行動を起こすためにそこにあるリスクを排除していくのが自分のスタイルなので、このまま慎重に、でもしっかりと行動に移していきたいです。