小さな失敗を経験値に変えて前進する

ライフシフト活動につながる情報共有です。

朝ドラ「ちむどんどん」の復活エピソード

NHK朝ドラの「ちむどんどん」が面白くなってきました。録画した一週間分を毎週土曜日にまとめて見ています。今週は、失敗しても立ち上がって頑張っていくエピソードがありました。

主人公は東京で沖縄料理の店を出店しますが、東京のお客さまに合うようにと味付けを変えたことで失敗しました。沖縄の味付けの良さが消えてしまったのです。

そこから一旦休業し、何がいけなかったを必死で考えます。沖縄の味付けを大事にした方が良いことには気づきましたが、まだもう一味足りません。沖縄そばの試食をしているときに妹が気づきます。豚肉がいまいちなのではないかと。

そんなときに、兄が働く千葉の養豚場の豚肉を持った娘が現れ、試食した沖縄そばの豚肉がいまいちだったので、この豚肉を使ってみたらどうかと渡します。この豚肉が絶品で、沖縄そばの味が格段に美味しくなりました。この千葉の豚肉を使うことで沖縄そばが看板メニューとして確立し、お店は大繁盛します。

失敗してもあきらめずに失敗の原因を追究し、創意工夫を重ねて改善していくことで、競争力のあるプロダクトを生み出していく。そのプロダクトを看板メニューにしてリピーターを増やしていく。共感できるエピソードだったと思います。

初期段階で小さな失敗を経験することが重要

ビジネスにおいて初期段階での小さな失敗は成功への糧になります。もちろん取り返しのつかない致命的な失敗はいけません。しかし、失敗を恐れて行動に移さないことが一番の失敗になります。ある程度、試しながら行動に移し、小さな失敗を繰り返して改善していくことで成功に近づけていく。

何回、失敗しても成功するまで続ければ失敗ではありません。失敗となってしまうのはあきらめてそこでやめてしまうときだけです。致命的な失敗をしないように気を付けながら、小さな失敗を糧に経験値を高めていくことが重要ですね。