割り切りが肝要

ライフシフトを目指す際に、退職金や貯蓄が多くある、あるいは投資や副業により十分に稼げるような状態にあれば本業を辞めることができると思いますが、大半の人はそうではないと思います。

しばらくは、本業を継続しながら投資や副業(以下、個人ビジネスと書きますね)を始めて、ある程度稼げるようになってから本業を個人ビジネスにシフトするということになると思います。

そうした場合に、本業と個人ビジネスの両立が課題になります。

まず、時間の確保が最大の課題です。本業にどれだけ時間をかけても給料は上がらないし、出世もしない(出世を目指さずにライフシフトを目指している前提です)ことは良く分かっているのに、最低限の仕事をこなすだけでも残業となってしまうぐらい現状の日本企業の労働環境は良くないのではないでしょうか。人手不足もありますし、早く帰りにくい文化もあるでしょう。

私もライフシフトを決意してからこの2年、なかなか割り切ることができずに長時間労働が続く負のスパイラルに陥っていました。でも、そもそも成果も出ないし、長時間働いたところで評価は下がる一方です。

そこでこの7月から割り切って早く切り上げることにしました。そのためには、周囲の目を気にしない、帰ると決めたら帰る強い意志が必要です。早く終業すれば、その分個人ビジネスにあてる時間が確保できます。このブログも、その時間確保のおかげで書けるようになりました。

上司や同僚からの無言のプレッシャーに負けずに、割り切ることが肝要です。