世間では、イーロン・マスク氏がツイッターの買収を撤回したことが話題になっています。
マスク氏がツイッター株式の約9%を取得したことが判明したのが4月4日。
マスク氏は4月13日には言論の自由を求めてツイッターに買収提案をしています。
4月21日には、自己資金や借入金により約6兆円の買収資金を用意したと公表しました。
ツイッター側がマスク氏の買収提案を受け入れることで合意したと発表したのが4月25日。
それからわずか2ヶ月半後の7月8日、マスク氏はツイッターの買収を撤回すると発表。偽アカウントに関する情報提供が十分でなく、契約違反があったと主張しています。
これに対しツイッターは契約解除は無効としてマスク氏を提訴。法廷闘争の様相を呈しています。
これまでも破天荒な言動で世間を賑わせてきたマスク氏のことですから、これくらいの朝令暮改は驚くことではありませんが、あらためて凄いと感じるのはその決断と行動のスピード感です。
このスピード感の源泉は革新的なアイデアで市場を創造し続ける起業家マインドによるところが大きいのではないかと感じます。
今日、いつもお世話になっている美容院のお兄さんとこんな会話をしました。
日本人は自分で判断しなさすぎる。
選挙の投票率が低すぎる。
意見は持たないと。
サラリーマン養成所になっている教育に問題があるのでは。
だから日本からはビル・ゲイツやイーロン・マスクのような人物は出てこない。
若いときに留学するなどして起業家マインドを養っておくべき。
話の内容はこんな感じでおおよそ同意するところなのですが、一点だけ気になる発言がありました。
それは、「若い時に自分も欧米のような教育を受けていたら、人生は変わっていたかも、、」といったようなコメントです。
私は、こうした起業家マインドを養うのは今からでも遅すぎることはないと感じました。人生100年時代を生きるのにこれからは皆が自分で考えて個性を活かしていく時代です。また時代の変化についていけるように何歳になっても勉強が必要です。
人生の後半戦を自分らしく生きていくためにも、常に成長していきたいものです。
マスク氏ほど大きな事柄ではなくても、日々、判断を求められる場面はあります。自分で考えて決断のスピードを上げ、それを速やかに行動に移す。意識していきたいと思います!