物件は現地で調査して確認する

現地調査は妻の視点で生活環境等もチェック

先日、妻と新たに購入する物件の現地調査に行きました。

既に自分ではリフォーム業者さんと一緒に現地調査した後だったのですが、妻の視点でも現地で見てもらいたかったのです。

一人の視点で見るよりも二人の視点で見る方がチェックしながらの気付きが多くなります。

また、妻が女性ならではの視点で実際に入居者が生活した場合に気になる点をチェックします。

実際に、現地で調査すると資料ではわからないことに気付くことがあります。

気づいた点は、致命的になり得る点であれば買付を取り下げます。

致命的なものでなければ、そのまま買付を進めますが、入居付けにおいてカバーが必要な点であったりしますので、現地で気づいておくことは大事です。

現地調査で注意する点

周辺の生活環境

周辺の生活環境は注意してチェックしておきたいところです。

スーパー等の商業施設や学校への距離はある程度、地図を見ればわかりますが、道路が渡りづらくないか、入口までが遠くないか等、実際に現地で確認しないとわからない点をチェックします。

駐車場

駐車場がある場合は、実際に車を入れてみて駐車のしやすさを確認したほうが良いでしょう。

電柱や柱が邪魔になったり、前面道路が狭かったりして駐車がしづらい場合があるので、実際に現地で確認しておきたいところです。

水たまり

たまたま、今回の現地調査した際に雨が降っていたのでわかったのですが、前面道路や庭に水たまりができやすいかどうかは確認しておきたいところです。

植木の状況

庭がある場合には、植木の状況も見ておきましょう。

植木は手入れが大変でコストが掛かりますので、基本的には伐採してしまいたいです。

伐採した場合に、目隠しがなくなってしまって問題ないかどうかは見ておいた方が良いですね。

騒音等

近隣の道路や鉄道の線路からの騒音は現地に行かないとわからないところなのでチェックが必要です。

また、周辺住民が騒音を出していないかなども現地でわかることもあるので、良く観察してみましょう。

周辺への聞き込み

以前に、買付を検討した物件で物件調査をした際のことです。

物件の周辺環境も良く、買付を検討していましたが、あるヒアリング情報により買付申込を取りやめました。

隣に和菓子屋さんがあって、物件調査の帰りにお菓子を買って帰ろうと寄りました。

そこで、和菓子屋さんから思いがけない情報を聞くことができたのです。

和菓子屋さんに車で買いに来る人も多く、混んでいるときには、買付を検討していた物件の前にも駐車する人もいるとのことでした。

物件の前に駐車するお客さんがいる時に、物件の住民がものすごい勢いでクレームを言ってくることがあるというのです。

そういうクレーマー的な人が入居者の中にいるのは、面倒なことが起こりそうな気がしたのでこの物件の買付は取りやめました。

気にし過ぎだったかもしれませんが、入居者とトラブルや面倒なことになるリスクは極力避けたほうが良いと思いました。

こうした情報は、もちろん物件資料には書いてありませんので、周囲にヒアリングすることで入ってきたものです。

周辺の様子や住民の状況など、聞ける範囲で聞いてみると思わぬ情報が入る事例でした。

なかなか、周囲に聞けるような人はいないかもしれませんが、周辺の不動産仲介業者さんに家賃相場を聞くとともに噂等も聞けたら良いですね。

まとめ

物件検討の際には、資料で確認するだけではなく、現地調査して確認することが必要です。

現地に行ってみないとわからないことがあります。

可能であれば、周辺で情報をヒアリングできると良いですね。