夢を実現するプランの立て方、3ステップ

ミッションを決めたら次はプランを立てよう

先週は、個人ビジネスでもミッションが重要なことをお伝えしました。そして、ミッションを定めるステップもご紹介しました。

ミッションが定まったら次は、プランを立てましょう。

ミッションは、社会の中での使命や自分の存在意義のことでした。それをより具体化し、ビジネスプランとして策定します。プランが定まれば、プランを実行するための足元の行動タスクが明確になります。

ミッションを成し遂げ、夢を実現するためには一朝一夕にたどり着くものではありません。

長期的視野にたってプランを策定し、それを足元の行動タスクにまで落とし込んで地道に行動していきながら、上手く行かない点を見直してプランを修正し、また実行するというPDCAサイクルを回していくことで、夢に近づいていくものだと思います。

このようにプランを策定することは夢を実現するための行動を起こすためには必須のことです。

今日紹介するプランを策定するステップは3つです。

  1. 未来年表を作る
  2. 3~5年の長期プランを策定する
  3. 1年プランを策定し、行動タスクを明確にする

➊未来未来年表を作る

まずは、最終ゴールまでの未来年表を作ります。これは5年単位でも3年単位でもいいです。今から最終ゴールまでの大まかな道のりを示します。

未来年表を作る際には想定される外部環境、なりたい自分の姿、どんな価値を世の中に提供しているかを書いていきましょう。

この未来年表を作る段階では、現在ではすぐに実現することが難しそうなことでもミッションに基づいたやりたいことを書いていくことがポイントです。

ここで書いておかないことは実現しません。実現のための行動を起こさないからです。

ところがここに書いておけば、実現するためにどうするべきか考えて行動するようになります。今、実現できなくても、実現するための「学び」をしていき、実行できるようになれば良いのです。

なりたい自分の姿や提供したい価値と現状とのギャップを埋める「学び」が必要になります。知識やビジネスノウハウ等必要なことを学んでいく過程も書いていきましょう。人脈形成やサロンへの参加なども「学び」に入るかもしれません。

➋3~5年の長期プランを策定する

次に未来年表で書き出した最初の3~5年のなりたい自分や学びについて、プランを立てていきます。

今度は、1年ごとに「想定される外部環境」、知識やノウハウの「学び」「自分が提供する価値」「家族、健康、お金」のことを具体的にプランニングしていきます。

まず、「想定される外部環境」からビジネスチャンスのあるマーケットを推測します。未来年表で書いたものを細分化していきます。

次に、そのマーケットに感謝される価値を提供するために必要な知識やノウハウの「学び」の計画を立てます。未来年表で書いた必要な「学び」を修得していく過程を1年ごとにステップ化していくものになります。

そうして身につけた知識やノウハウをベースにマーケットに「自分が提供する価値」を決めていきます。それがビジネスになります。ミッションや未来年表で書いたものと乖離がでないように注意しましょう。

ゴールにたどり着くための最初の3~5年のステップとなるプランを立てていきましょう。そして、徐々に提供できる価値を増やしていき、ビジネスを拡大するプランを描きましょう。

教育費の予定などは子供の年齢である程度予測できます。そういった家族の状況によって、お金の計画が見えてきます。ビジネス化した収益プランと合わせてライフシフトの見通しも描けてくると思います。

➌1年プランを策定し、行動タスクを明確にする

最後に、今後1年のプランを立てます。詳細プランは3か月ごとに立てていきます。この時も長期プランと同様に「想定される外部環境」、「学び」、「自分が提供する価値」「家族、健康、お金」の計画を書いていきます。

そして、今後3か月のプランが明確になったら、3か月後にプランを達成するために今すぐやるべきことをタスク化しましょう。タスクが明確になることで行動に移すことができるようになります。

最大のリスクは行動を起こさないことですが、そもそもプランが立っていないので行動ができないのだと思います。これまでのステップで3か月ごとのプランを策定するところまでできれば、自ずとやるべきことが見えてきます。

見えてきたやるべきことをタスク化して、一つずつ地道に行動していけば良いので、行動しないということがなくなります。

まとめ

ミッションを定めた後に、未来年表を作り、なりたい自分の姿を描くことが最初のステップです。ここで、現状とのギャップを「学び」が必要なこととして認識します。

次に、3~5年の長期計画を立てます。想像する「外部環境の変化」に合わせて、「学び」、「自分が提供する価値」を計画していきます。「家族、健康、お金」の状況も計画することでライフシフトの見通しが描けてきます。

最期に、今後1年のプランを立てて、タスク化していき、行動に移していきましょう。3か月毎に行動をチェックしてプランを見直していくことが重要です。ひとりPDCAを回してライフシフトに近づいていきましょう。

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