リスク・リターンを自分で判断しやりたくない仕事をやらない

ライフシフト活動の情報共有です。

毎朝ノートにネガティブ要因を書き出しています

毎朝の習慣として、ノートに前日に起きたネガティブなこととポジティブなことを書いています。これを書くことでネガティブな気持ちになっていた出来事が明確になります。そして、書いてみると何でそんなにネガティブに感じていたのかと思うほど大したことではないという思いになりだいぶ気持ちが楽になります。これを毎朝、やり始めてから心が落ち着いてきているように思います。

また、できる限りネガティブな要因の根本原因まで書くようにしています。例えば、仕事が進まなくて落ち込んだ場合も、良く考えたらその要因は自分にはなく、むしろ、上司や関係部署がリスク回避のために指摘してくれて進まなくなっているだけということは良くあります。そういう気持ちになることで、過剰にネガティブになったり、イライラしたりすることが少なくなりました。

サラリーマンは仕事の選別ができない

ネガティブな出来事は、平日にサラリーマンライフで起きることが多いです。サラリーマンを休業して個人ビジネスに専念している土日には、ネガティブなことを思い出すのが大変なことすらあります。

なぜ、サラリーマンライフではこんなにネガティブなことばかり起きるのかと考えてみました。そして、あることに気付きました。サラリーマンはリスクリターンを判断し、仕事の選別をすることを自分ではできずにマネジメントに委ねているからではないかと。

サラリーマンは仕事を自分で選ぶことができません。リスクとリターンを自分で判断してリスク少なくリターンが得られる仕事を自分で選べないのです。リスク・リターンの資料をまとめて上司へプレゼンすることありますが、その資料を見てプロジェクト実行の決断を下すのはマネジメントです。そして、マネジメントがやると言った仕事は絶対にやらなければならないのがサラリーマンなのです。

私がネガティブな気持ちになる仕事は、ほとんどが自分ではリスクに見合うリターンが得られないと思っている仕事で起きます。つまり、自分ではやりたくない仕事をマネジメントがこれはやるのであると言ってやらされている仕事なのです。あるいは、その反対に自分では、このリスクはとれるから前に進みましょうと提案しても、マネジメントが過剰にリスク回避的な判断をし、リターンを得る機会を逃してしまうということもあります。

個人ビジネスではリスク・リターンの判断と仕事の選別は自分で行う

個人ビジネスでは、こうしたリスク・リターンの判断と仕事の選別は全部、自分で行うことになります。もちろん、その結果の収益や損失の責任は自分で負わなければなりません。しかし、このビジネスはリスクに対しリターンが少ないなと自分で感じたらそのビジネスはやらなければ良いだけです。結果、自分でこのリスクであれば取れるリスクであり、リターンを狙えると思った仕事しかしなくて良いわけです。自分で仕事の取捨選択ができ、やりたくない仕事をやらないですむことが個人ビジネスの醍醐味だと思います。このメリットは精神的にもかなり大きいと思います。

いつも書いていることですが、人生の時間は有限ですからやりたくない仕事をやるほど時間に余裕はありません。ライフシフトのスピードを上げ、サラリーマンとしてやりたくない仕事をやっている時間を減らしていかないといけませんね。