ライフシフト活動につながる情報共有です。
年金問題や継続雇用問題への対応としてのライフシフト
昨日までの三日間で、ライフシフト活動が必要な理由を書いてきました。年金問題や定年後の継続雇用などの外部要因への対応を目的として、早めにサラリーマンライフからのライフシフトを進めていくことが重要です。その準備として副業を始めるにはできるだけ40代から始めておきたいところです。
あらためて整理して文章にしたことで頭の中で考えていたことがより明確になりました。やはり、書いて言語化するアウトプットの効果は絶大です。
WILL(やりたいこと)を持った積極的なライフシフト
さて、ライフシフトの目的は、年金や企業の雇用問題といった外部環境への対応とは別に自分の内面の幸福感を得るためといった目的もあるかと思います。徳岡教授の『40代からのライフシフト実践ハンドブック』では、高齢者がWILL(やりたいこと)を持って積極的にライフシフトしていくことでこれからの日本が形成されていくと書かれています。そういった高質なライフシフトをしていくことで、これからの30代、40代の人たちにも影響を与え、人生の夢を感じさせるものであるとしています。
WILLを見つけ出すために「思いのマネジメント」を推奨しています。それは、自分の思いをベースにした仕事との向き合い方です。そのためには思いをマネジメントして力強い思いに育てていくことが重要だとのことです。一方で強すぎる思いは自我になってしまうこともあるので、「自分の思いを実行に移すと本当に多くの人々が幸せになれるのか」という「共通善」の観点でチェックする必要があると言います。
自分史を書いて若い時にやりたかったことを思い出す
また、やりたいことが見つからないときには、自分史を書いてみて若い時にやりたかったことを思い出してみることをお勧めします。多くの人が若い時にやりたかったことを目の前の生活や突きつけられた現実を前に諦めてきてしまっているのではないでしょうか。過去を振り返ってみたときに学生時代や社会人の前半の時にやりたかったことが、本当にやりたいこととして浮かび上がってくるかもしれません。
私も大学生の頃には、新聞記者になりたかったことを思い出しました。しかし、就職氷河期のマスコミ就活は大変厳しく内定を得られずに、就職浪人することもなく諦めてしまいました。
それを思い出し、私は書くことで情報を発信し、社会貢献したいという思いが心の奥底から湧き上がってきたのです。そうして、ブログの記事を書くことを始めたわけです。
人生で与えられている時間は有限
一度しかない人生ですので、人生の後半は自分らしく生きて満足して終わりたいものです。私は、入院生活で2ヶ月間、療養生活となったときにそのことを真剣に考えました。人生で与えられている時間は有限であること。その時間は会社のためではなく、自分とその家族のために使いたいと痛切に感じました。
死ぬ間際に後悔することとして働きすぎたことがあげられると良く聞きます。働くことは良いのですが、自分のやりたいことではなく、日々の生活費のために我慢してやりたくない仕事をすることは大きな後悔になるだろうと思います。
やりたいことを実際に仕事にし、ライフワークとしていくことで後半人生の幸福感が得られるのではないでしょうか。私もやりたいことをライフワークとして生きていき、サラリーマンライフからのライフシフトの実践者として社会貢献していきたいと考えています。