不動産ビジネスで即断即決するために日々の準備が重要

「空き家・古家物件見学ツアー」に参加

今日は、全国古家再生推進協議会が主催している「空き家・古家物件見学ツアー」に参加しました。

これは、今、売りに出ている空き家や古家を再生のプロである古家再生士と一緒に見学して回ります。

物件を現地で実際に見ながら、古家再生士がリフォームが必要な箇所などを説明してくれます。

リフォームにかかるコスト概算をその場で見積もり、リフォーム後の想定家賃も示してくれます。

想定家賃とリフォームコストが把握できれば、物件買付価格の目安がわかります。

空き家を購入する際に注意して見るべき点やどういったリフォームをすべきかということを実際の物件を見ながら説明を聞けるので大変勉強になります。

大手メディアも着目している空き家再生

このツアー、先月にはNHKの「クローズアップ現代」で紹介されました。今日は、テレビ朝日の朝の情報番組が取材に来ていました。

このようにメディアも社会問題化している空き家問題を解決する動きに着目しています。また、空き家再生にはサラリーマンの副業としての側面もありますので、そうした働き方や副業、資産運用といった観点からもメディアは注目しているようです。

メディアが注目するほどですから、不動産ビジネスを始めようとしているサラリーマンの人気は高く、ツアーへの参加予約はすぐに埋まってしまいます。

空き家再生は、比較的少額でスタートできることから、サラリーマンが不動産ビジネスへ参入する際の最初の取り組みとしてピッタリです。

1回のツアーで4人が参加できるのですが、人気のエリアは予約案内が出るとすぐに申し込みが埋まってしまいます。

今回、私はすでに予約が埋まっていたツアーにキャンセル待ちで申込みをしていました。それが昨日、再生士の方からキャンセルが出たとの連絡があり、参加することができました。

キャンセルもなかなか出ないので本当にラッキーでした。

ツアー参加前の準備が重要

この空き家ツアー、勉強になるだけではなく、見学終了後に売り主さんと買付交渉をするかどうかの意思表示ができます。

ここで交渉権を掴むと、買付に向けて本格検討し、売主さんとの価格交渉に進みます。

人数制限がある中で参加できること自体ラッキーなのですが、物件の買付交渉権の取得も運の要素があります。

複数の参加者が交渉権を希望する場合はジャンケンになるのです。

だいたい良さそうだと思う物件は皆同じで、希望物件は重なることが多くなります。これはと思ったときには、競合によりジャンケンを覚悟しなければなりません。プロ野球のドラフト会議と一緒ですね。

今、保有しているガレージ物件も、このツアーで買付したのですが、そのときは本当にラッキーでした。

このときはコロナ禍の初期だったのでオンラインでの物件紹介だったのですが、午後から現地に行ける人を優先するということになりました。

私も含めて3人が手を上げたのですが、他の2人が午後に用事があるからと言って手を下げたのです。

私はこの物件は是が非でも手に入れたいと思ったので、午後から物件調査に行く気満々でした。

おそらくジャンケンになるだろうと予測していたので、競合の方が二人とも降りると言ったときにはなんて運が良いのだろうと思いました。

その後、上手く再生することができ、家賃収入も入ってきていますのであのときジャンケンになっていなくて本当に良かったと思っています。

中には、買いたいと思っていても手を上げられない方もいます。ガレージ物件の時も手を上げたかったが上げられなかったと言っていた人もいました。

即断して手を上げるには準備が必要です。

買付するのに十分な資金があるかの確認を事前にしておかなければなりません。また、どういった物件であれば手を上げるかをある程度事前に想定しておく必要があります。

そうした事前準備をして望むことで、実際に買いたい物件と出会えたときにすぐに買付希望を出すことができるようになるのだと思います。

そして、買付希望を出す場合には、事前準備のうえで覚悟して手を上げていますから躊躇することがなくなります。

チャンスの神様は前髪しかない

キャンセル待ちで参加する場合も一緒です。

電話がかかってきたら即断で参加を表明しないと他の人に回されてしまいます。

事前に他の予定をリスケしても参加すると強い意志を決めておくと電話がかかってきたときに即答できます。

私は、毎朝現状の課題とやるべきことをノートに書き出して、ひとりPDCA会議をしていますが、次のツアー参加のチャンスがあれば必ず参加しようと決めていました。

そのため電話がかかってきたときに参加を即答することができました。

チャンスの神様は前髪しかないですから、すれ違ったときにすぐに掴めるように準備しておくことが重要ですね。