不動産賃貸ビジネス

昨日は、副業をタイプ別に整理してみました。

これらの副業のうち、私はまず不動産賃貸業を始めました。個人が行う不動産賃貸ビジネスについては、すでに多くの本が出ています。また、実際に実行していて成功している方も多く、再現性が高いであろうと考えました。こうした本を読めばたいていのことは書いてありますが、あらためてメリット・デメリットを整理してみたいと思います。

メリット

  • 融資を利用して自己資金よりも多くの資産を購入することができる(レバレッジ効果)
  • 現状では、日本は低金利
  • 土地価格は比較的安定しており売却による出口が想定しやすい
  • 賃貸住宅の需要は一定程度ある
  • 賃料の下方硬直性(景気悪化時でも賃料は大きく下がりにくい)
  • 管理会社を活用することで時間や労力の投入を限定的にすることができる
  • 不動産賃貸ビジネスの歴史は永く再現性が高いと言える
  • 減価償却費を使って税金を抑えることができる
  • 一定の資金が必要という参入障壁があるため、比較的他業界に比べて競争が緩い

デメリット

  • フルローンで融資を受けられたとしても一定の諸費用分のキャッシュが必要(一般的に購入物件価格の7~10%程度)
  • 現状では、銀行融資を受けることが以前ほど容易ではない(特に銀行はサラリーマンの副業、投資に対する融資にネガティブ)
  • 誠実ではない不動産業者が多く知識武装が必要
  • 日本は少子高齢化で将来的には賃貸需要減退の可能性がある
  • 中古物件の購入時、設備の老朽化が素人ではわかりにくい
  • 空室時の現状回復費用、募集費用
  • 自然災害、火災等のリスク
  • 固定資産税、不動産取得税。減価償却期間終了による税金抑制メリットの終了

ざっと思いつく限り書いてみました。

デメリットは対策を打てそうなものが多いですね。工夫して取り組む必要がありますが、対策を立てて工夫して取り組めば十分に勝算ありと睨んでいます。